About メタモについて

人間を自由にするデータテクノロジー connecting the dots.

私たちは信じています。テクノロジーが持つ力を。
そして、人々を豊かにするものであると。

世界中の人々は夢を描きました。
テクノロジーが人々を豊かにする未来を。

しかし、私たちは疑問に思うのです。
テクノロジーは人々の『心』を豊かにしてきたのだろうかと。
そして、未来も『心』を豊かにするもので
在り続けることができるのだろうかと。

もちろん、過剰な心配は必要ありません。
テクノロジーが社会を進歩させることは明白です。
特に、直近30年で起きた技術革新と
それによって人類が得た成果は素晴らしいものでした。

しかし、私たちは思うのです。
人類はそのスピードに取り残されているのではないかと。

答えは過去――歴史にありました。

人間を自由にする技芸であるリベラルアーツ。
体系上、リベラルアーツと切り離すことができないテクノロジー。
この考え方に立ち戻る必要があると考えたのです。

テクノロジーが人間を不自由にしているのではないか。
私たちは、各所から聞こえる警鐘に耳を傾けずにはいられません。
しかし、私たちは非営利団体ではありません。
私たちは「エンジニアであるから」行動するのです。

人類は古代ギリシア時代……紀元前7世紀には
自らを自由にする技芸を獲得していました。
しかし、どうやら最近は人間がテクノロジーで不自由になっている。
我々、人類は退化しているのでしょうか。

いいえ、それは違うと断言します。
技術(テクノロジー)を正しく使う者達が
21世紀を代表するリーダーになり、
社会はおろか、文明を彩り、生き残るのです。

そして、私たち「メタモ」はその一人です。

メタモは声高らかに謳います。
人類を進化させる技術の使い方を。
これからは、競争のある協奏が求められる時代であると
心の底から信じています。

それが得意なメタモは世界を変えられるのです。
紀元前から紡がれてきた歴史と文明という賜物に対して、
短絡的な技術の使い方など通用しないのです。
それに異変を感じるからこそ、人々は不安を覚え、
声を出し、動き始めています。

社会が歪めば、人類が歩み紡いできた文明を破壊しかねない。
私たちは歴史からそのことを幾度も学びました。

文明は人々の衣食住を豊かにし、
人間としての品位を高めることである。
つまり、人間の知徳の進歩こそが文明であると考えます。

私たちは、人類を進歩させるために
人間を自由にするテクノロジーを発信してゆきます。
リベラルアーツとテクノロジーが交わる、その交差点で。

Member of Boards 役員紹介

  • 佐藤 由太

    代表取締役

    • JAXA (Japan Aerospace eXploration Agency) , Development of efficient calculation method for huge GIS image.
    • ファウンダー&CEO, A.I.搭載コメントシステム開発のQuelon Inc.
    • 日本におけるパブリケーション, Global Payments Steering Group.
    • ファウンダー&代表取締役, Metamo Inc. (現任)

    CEOのメッセージを読む

  • 柴田 舞奈

    取締役 Chief Design Officer

    • チーフ・デザイナー, Branding Engineer Corporation
    • グラフィカルデザイナー, Yahoo Japan Corporation
    • ファウンダー&取締役, Metamo Inc. (現任)

    CDOのメッセージを読む

  • 齋藤 洋希

    取締役 Chief Strategy Officer

    • 栃木銀行
    • ファウンダー&取締役, A.I.搭載コメントシステム開発のQuelon Inc.
    • ストラテジスト, astamuse company, Ltd.
    • ファウンダー&取締役, Metamo Inc. (現任)

    CSOのメッセージを読む

History メタモの歴史

  • 過去のIT企業からの脱却

    2016年 春頃

    ベビーシッターのマッチングを行なうWEBサービスを利用したときに感じた違和感。これがメタモの始まりでした。

    仕事を請け負う立場のワーカー(フリーランサー)が獲得した評価データがサービス自体に強く結びつき、エクスポートする仕組みがないことに疑問を持ったのです。

    メタモは「IT企業がパーソナルデータの所有者」であるという古いIT企業の考え方を捨て、生み出されたデータは個人の歴史そのものであると捉え、データが結びつく人物が自由に扱える世界が望ましいと考えるようになりました。

  • 最初から国外へ行くと決める

    2016年 夏頃

    国会図書館に通い論文等を読み漁り、メタモが解決すべき本当の課題(論点)を見つけ出した頃。

    日本との親和性の高さから「ベトナム」が Tier 1 の市場であると決まりました。代表の佐藤は「いずれは海外ではなく、最初から海外でサービスを提供すること」を創業二社目のマイルストーンにしていたのです。

  • 自分をアピールする新しい手段を提供

    2017年 初春

    ベトナムのホーチ・ミンシティ。町の市場近くにある看板をあえて選び、わずか半月だけ掲載されたメタモの看板。メタモの実験と検証はここから始まったのです。

    その後口コミだけで広がり、わずかな看板のみの施策で月間アクティブユーザー数が約6万人になるとはこの時は誰も想像していませんでした(2020年1Q現在)。

    「時代はカードレス。逆行するのかい?」そういった見方をされることが多々ありました。しかし、私たちは確信していました。仮想ではなくフィジカル(物理的な)カードが醸し出す信頼感を。そして、それが Tier 1 の市場では必要であることを。

  • 日本法人を設立

    2017年3月

    検証と実験に明け暮れていた頃。日本での活動をしやすくするために「メタモ株式会社」を設立することになりました。

    多くのスタートアップ企業は「起業するぞ!」と準備するパターンも多いものですが、代表の佐藤は一社目と同様に「必要になったから法人化する」という流れになりました。

    ここから日本における事業活動も活発化して行きます。ちなみにこの時、共同創設者の妻は産後2ヶ月未満。育児・仕事の双方で大変な時期。奮起していたことを覚えています。

    メタモの由来はドイツ語の「Metamorphose」から。適者生存する課題解決企業という哲学は、この頃から既に根付いていたのです。

  • 映像・画像解析の研究開発の取り組みを開始

    2017年 秋頃

    日々の様々な事柄を記録する上で課題となるのが入力方法。スマートフォンから文字入力をすることは煩雑であり、いずれかの未来においては出来る限り自動化できることが望ましいという結論に至ります。

    そこで、映像及び画像解析を通じてデータ入力が自動化されるようにするための研究開発に取り組むことにしました。

    もちろん、2017年当時から現在に至るまでプライバシーに対する不安が多く、音声入力ですら警戒されている状況ですが、エッジ端末の普及や個人情報トレーサビリティーの確立によって人々の意識が変化してゆくと予想しています。

    なにしろ、今では当たり前の「Googleストリートビュー」も登場してからしばらくは世間から嫌われていたのですから。

  • 大胆な決断をする

    2018年3月

    一昔前の表現を使うならば「ライフログ」のように機能する Metamo Sphere について、メタモは重大な決断を下しました。それは、それまで採用しようとしていたブロックチェーン技術を利用しないという決断を下したのです。その結果、いくつかのプロジェクトは閉鎖されました。

    相当に悩むものでしたが、私たちは自分たちの信念を曲げず、技術についての利用可否の判定を改めて行った上でそのような決断を下したのです。

    原則的に後から書き換え不能であるブロックチェーン技術を採用することは「人間らしさ」を人々が失うキッカケになりかねないと危惧したのです。誰にも間違いがあり、隠したい過去があっても良く、全てオープンである必要はない。なぜなら、人間だからです。

    であるからこそ、私たちは Metamo Sphere とブロックチェーン技術を決別させることにしました。テクノロジーの発展によって生活が息苦しく感じるようになることはメタモの理想とはかけ離れたものです。

  • 日本法人をWeWork東急四谷に移転

    2019年5月

    日本での開発および会社運営を本格化するために、本社(本店)を WeWork東急四谷 に移転しました。

  • 日本法人のオフィスを六本木にも拡張

    2019年8月

    さらなる体制強化のために WeWork東急四谷 と WeWorkアークヒルズサウス の二拠点体制に増床しました。

  • 海外3拠点を開設して国外市場を本格化

    2019年9月

    インドのムンバイ、マレーシアのクアラルンプール、ベトナムのホーチミンシティの三ヶ所に海外拠点を新たに開設。Tier 1 の市場における Metamo Suite の展開を強化するための大きな一歩となりました。

  • 日本法人のオフィスをWeWork東急四谷に統合 20人弱の規模へ

    2019年12月

    WeWork東急四谷で大幅増床を行い、六本木にあったオフィスも統合。効率的かつコミュニケーションを重視した組織のあり方を実現するために決断しました。